スポーツが好きな方は、一度や二度パーソナルトレーナーに憧れを持った経験があるのではないでしょうか?
しかし、具体的にどのような職業なのかイメージがついていない方もいるでしょう。
本記事では、パーソナルトレーナーについて以下の内容を解説します。
● 仕事内容
● 年収
● 関連資格
● 将来性
最後まで読めば、パーソナルトレーナーに関する知識をより一層深められるでしょう。
パーソナルトレーナーとはどのような職業?概要をサクッと解説
パーソナルトレーナーとは、1対1でトレーニングや栄養指導などを行う指導者を指す言葉です。
少し前までは、プロアスリートやモデルなど、業界トップクラスの人々が個人で契約するケースがほとんどでした。
しかし近年では、健康推進やダイエットを目的として一般人がジムで契約するパターンが増えています。
パーソナルトレーナーの仕事内容とは?主な3種類を紹介
ここからは、パーソナルトレーナーの具体的な仕事内容について詳しく紹介します。
主な仕事として、次の3つが挙げられます。
● カウンセリング
● トレーニング指導
● メンタルケア
パーソナルトレーナーが実際にどのような仕事を行っているのか、順を追って見ていきましょう。
1.必要不可欠なカウンセリング
パーソナルトレーニングでは、最初にカウンセリングを行うのが一般的です。
顧客一人ひとりに対して丁寧なカウンセリングを行い、その人に合ったメニューを作成していきます。
ジムに訪れる方は以下のようにそれぞれ目的を持っているので、話から得た情報をもとにトレーニングをしていきます。
● ダイエット
● 健康保持
● 筋力増強
そのため、メニューの内容や食事等の生活習慣に関わる内容など、仕事内容は多岐に渡るでしょう。
2.個々に応じたトレーニング指導
カウンセリングを通じて作成したパーソナルメニューに基づき、トレーニング指導を行っていきます。
大勢に対して指導するスタイルよりも、姿勢のチェックといった細かい内容をチェックできるのが、パーソナルトレーニングの醍醐味です。
また、指導を進める中でメニューの修正が必要になってくるようであれば、適宜変更していきます。
パーソナルトレーナーは、顧客が理想の身体を作っていくための道筋を常に考えておく必要があります。
3.一人ひとりに丁寧に寄り添うメンタルケア
パーソナルトレーナーは、肉体面だけではなく精神面のケアも欠かさずに行います。
メンタルも支えておかないと、顧客が挫折してしまう恐れがあるためです。
また、マンツーマン対応のため、顧客との信頼関係は非常に重要です。
心地よい関係を築いていければ、お互いによりスムーズなコミュニケーションを取れる
ようになります。
パーソナルトレーナーは日頃から顧客の様子に気を配り、よい変化も悪い変化も見逃さないようにする力が求められます。
どれくらい稼げる?パーソナルトレーナーの平均年収
パーソナルトレーナーの平均年収は、350万円程度といわれています。
パーソナルジムやフィットネス施設等に正社員として雇用される場合、週休2日制で月収20万円以上と安定した収入を得られるケースが多いです。
またインセンティブ制度があれば、さらなる収入UPが見込めます。
独立開業した場合は、料金設定や顧客の獲得具合によって稼ぎは大きく変わってきます。
そのほか、立地選びや固定費の支出状況なども年収に関わってくる重要な要素です。
安泰している?パーソナルトレーナーの将来性
パーソナルトレーナーの需要は、今後も高まっていくとされています。
中でも女性専用のフィトネスジムが増えているため、女性のパーソナルトレーナーが必要とされています。
また、パーソナルトレーナーになるうえでは、資格を取得していたほうが有利です。
しかし、未経験者でも積極的に採用している場合もあるため、チャレンジしやすい職業の一つでもあります。
なおパーソナルトレーナーになるには、専門スキルだけでなくコミュニケーション能力も必要とされます。
前職での接客・営業等の経験は、重宝されやすいでしょう。
パーソナルトレーナーになる2つの方法
ここでは、パーソナルトレーナーになる方法を2つ紹介します。
● パーソナルトレーナー関連資格を取得する
● 大学や養成スクールなどで専門知識を勉強する
それぞれをしっかり理解し、パーソナルトレーナーになるための道筋を明確化していきましょう。
1.関連資格を取得する
パーソナルトレーナーは、資格が必要な職業ではありません。
しかし資格を取得すれば、採用時に優遇されやすかったり集客にも繋がりやすくなったりするので、取っておいたほうがよいでしょう。
主な関連資格は次の通りです。
資格名 | 概要 |
NESTA-PFT | 国際的にも知名度が高い、初心者がまず取得するといわれている「パーソナルフィットネストレーナー」に関する資格 |
NSCA-CPT | トレーニング指導に関するスキルのほか、医学的・運動生理学的な深い知識も求められる資格 |
JATI-ATI | 科学的な手法に基づき、専門的で正確なトレーニングを行えると認証する資格 |
健康運動指導士 | フィットネス関連施設や医療機関などで、運動プログラムの制作や指導スケジュールの構築などを行う資格 |
これらはあくまで一部なので、ほかの関連資格も調べておきましょう。
2.大学や養成スクールなどで専門知識を勉強する
パーソナルトレーナーになるには、仕事をするうえで必要な以下のような知識を、大学や専門学校等の教育機関で勉強する方法もあります。
● トレーニング理論
● スポーツ心理学
● 機能解剖学
● 栄養学
民間資格の取得をサポートしている学校も多いため、独学よりも安心して学習に励めるでしょう。
また、最近はパーソナルトレーナー専門の養成スクールも少しずつ増えており、大学よりも短期間で必要な知識を身につけられます。
忙しい社会人でも仕事と両立して通いやすいのが嬉しいポイントです。
まとめ
本記事では、パーソナルトレーナーの仕事内容や年収について解説しました。
パーソナルトレーナーは、需要が拡大傾向なり、大きな注目を集めている職業の一つです。
自身のキャリアを見つめ直す際は、ぜひパーソナルトレーナーを視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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